ACジャパンの使命

ACジャパンの広告はこの数ヶ月の間、かなり流れていたと思います。ACジャパンは営利団体ではなく、広告によって社会に貢献しようとする団体です。



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ACジャパンの使命

ACジャパンとは


東日本大震災の直後、テレビのコマーシャルが一斉にACジャパンのコマーシャルとなったのは記憶に新しいことです。このACジャパンの歴史は1971年まで遡ることになります。この年は、大阪で万国博覧会が行なわれた翌年にあたります。


この頃の日本は非常に景気の良い状況でしたが、そんな中、大阪で関西公共広告機構が誕生するのです。この機構の提唱者は、当時のサントリーの社長であった佐治敬三氏でした。


実は、佐治氏はアメリカにおけるAC(The Advertising Council)の活動を知り、それを研究し、日本で実現したいと考えていたようです。公共広告機構の考え方とは、企業が少しずつお金を出し合い、世の中のためになるメッセージを、広告という形で発信しようとするものです。


つまり、広告のシステムを社会貢献に生かそうと考えたのです。この考え方に賛同した一般企業やメディア、そして広告会社などが集まり、日本の公共広告機構がスタートすることになったのです。


もちろん、提唱者である佐治氏が最初の理事長になっています。その後、1974年に社団法人公共広告機構として認可され、全国的な組織になっていきます。そして長い間、多くの公共広告キャンペーンを行ってきました。


公共広告機構からACジャパンに名称が変わったのは2009年です。そして、2011年には内閣府の承認を得て、公益社団法人としての活動をスタートさせました。現在、第3代の理事長は佐治敬三氏の子息である佐治信忠氏です。


ACジャパンとサントリーに関係があるのは、最近のサントリーのコマーシャルにACジャパンのようなテイストのものがあったことからもうかがえます。


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